中2理科●032=セキツイ動物の分類
●生まれ方と育て方
卵で産む卵生と有る程度育った子で産む胎生がある。
●●卵生
魚類・両生類は水中に卵を産む。水中の卵には
殻がなく、産む卵の数も多い。ハ虫類・鳥類は
陸上に卵を産むが、卵には乾燥を防ぐために
殻があり、産む卵の数は少ない。
魚類・両生類・爬虫類(はちゅうるい)の卵は
親の世話がなくても孵化(ふか)する。
しかし、鳥類の卵は親が温めて孵化させる。
●●胎生
哺乳類(ほにゅうるい)は雌の子宮の中である
程度育った子を産む。
●●育て方
魚類や両生類では水の環境の変化や他の魚に
食べられるため完全に育つ数が少なく産卵数が多い。
鳥類はしばらくの間、親が餌を与えて面倒を見る。
そのため、産卵数が少ない。
哺乳類は生まれてしばらくの間、乳で育てられる。
●●いろいろな動物の1回の産卵数
●魚類
コイ・・・18~53万
イワシ・・・5~8万
●両生類
トノサマガエル・・・1000
●爬虫類(はちゅうるい)
トカゲ・・・6~12
●鳥類
ヒバリ・・・4~6
※オーストラリアで見られるカモノハシ
この動物は哺乳類であるにもかかわらず
卵を産む。これは極めて珍しい例である。