119●天平文化(奈良時代)
●天平文化
唐の文化と仏教の影響を強く受けた貴族中心の文化。
●●建築物
国分寺、東大寺大仏殿、東大寺大仏、校倉造の正倉院、法隆寺の夢殿。
●●●正倉院
聖武天皇の遺品を中心とする宝物を所蔵した倉庫。
シルクロードを通って西アジアやインドなどに伝わった物も含まれる。
螺鈿紫檀五弦琵琶(らでんしたんごげんのびわ)が有名。
●●歴史書と万葉集
日本の神話や伝承をまとめた「古事記」「日本書紀」が有名。
最古の和歌集である「万葉集」もよく知られている。
「万葉集」には柿本人麻呂、大伴家持が歌を残している。
諸国の産物・伝記などを書いた「風土記」も作られた。
●●●山上憶良
当時の農民の苦しい生活の様子を「万葉集」の中の「貧窮問答歌」で歌った。
●●絵画
鳥毛立女屏風(正倉院蔵)、薬師寺吉祥天像などがある。
●読み方を覚えておこう!
校倉造(あぜくらづくり)
山上憶良(やまのうえのおくら)
貧窮問答歌(ひんきゅうもんどうか)
風土記(ふどき)
柿本人麻呂((かきのもとのひとまろ
大伴家持(おおとものやかもち)