中3理科●041=地球環境の保護
●自然環境の保護
人間による土地開発が自然環境を大きく破壊
することのないように様々な国際的な取り決め
がなされている。
●●自然保護と環境保全
自然の環境を人間の手を入れずにそのままの姿で
保つことを自然保護という。これに対して、人間が
自然を利用しながら調和を保っていくことを
環境保全という。
●環境保全
●●水の浄化
生活排水や屎尿を処理して川に流すことが必要で、
合併浄化槽などが開発されている。
●●河川の護岸工事
洪水を防ぐため川岸をコンクリートで固めることが
多かったが水を浄化する生物の住みよい環境を保つ
ために自然に近い形の護岸工事をする河川が多くなった。
●●世界遺産の指定
白神山地のブナの原生林、屋久島の樹齢1000年の
スギ原生林は人間の手が加わらないように国際的な
保護地域に指定されている。
●●植林
森林は生態系のもとになり、また雨水をたくわえて
洪水防止の役割を果たすなど重要なはたらきをする。
木の伐採後の植林は森林の回復を進めるのに必要である。
●●地球の温暖化と二酸化炭素
温暖化の原因となっている二酸化炭素の増加を抑える
取り決めが国際的に進められている。
●資源開発と再利用
地球の鉱物資源の埋蔵量には限りがあり、新素材の
開発や資源の回収・再利用が必要である。また化石
燃料に代わる風・太陽光・地熱・波などのクリーン
エネルギーの開発も研究されている。
●●自然保護
そのままの姿で保つこと。
●●環境保全
自然を利用しながら調和を保つこと。