中2理科●037=雲のでき方
地上付近にあった水蒸気を含む空気が何らかの
原因で上昇すると周りの気圧が低くなるので膨張する。
そのとき空気の温度が下がるため、ある高さまで上昇
すると露点に達する。さらに上昇すると水蒸気は細か
い水滴や氷の粒となり、上空に雲となって浮かぶ。
●●いろいろな上昇気流
太陽の光によって地表の一部があたためられたり、
空気が山腹に沿って上昇するときに雲ができる。
●●空気中の水蒸気が上空で変化してできた
水滴や氷の粒が空気中に浮かんだものを雲という。
●雨と雪
上空の細かい水滴や氷の粒は
成長して次第に大きくなり、
その重さに耐えられなくなって地表へ落ちてくる。
このとき、気温が高いと雨となり、
気温が低いと氷の結晶が溶けずに地表に達して雪となる。
●霧のでき方
地表付近の空気がその場所で冷やされて
水蒸気が凝結すると霧となって地表付近で浮かぶ。
●水の循環
水は気体、液体、固体と状態を
変えながら地球上を循環している。
水の循環と大気の動きを起こすもとと
なっているのは太陽放射のエネルギーで
水の循環と大気の動きによって天気が変化する。
●水蒸気が凝結してできた水滴が地上付近に
浮かんだものが霧である。草やガラスなどに
付着したものが露である。