中1理科●032=地層
●地層
がけや道路などの地層が地表に現れる露頭では、
重なった層の縞模様(しまもよう)がある。
1枚1枚の層を調べることによって、過去の
地球上で起こった出来事を知ることができる。
●●地層の観察
(1)層の厚さ、層と層の境目の状態を調べる。
(2)地層をつくる粒の、色・固さ・大きさ・形などを調べる。
(3)化石があれば、その地層の様子を記録し、化石を採集する。
●地層のでき方
流水によって運ばれた土砂が
流れの弱くなる湖や河口で堆積する。
●●風化
温度の変化や水のはたらきなどによって
岩石が表面から崩れていくことを風化とう。
●●流水のはたらき
水のはたらきによって地表を削る浸食、
削り取った土砂を運ぶ運搬、
湖底や河口付近・海底に積もらせる堆積、
以上3つの作用がある。
●●堆積と地層
長い間に次々と堆積が続き、厚い地層ができる。
●●地層とふるいわけ
河口に近いところから、
れき・砂・粘土の順に沈んで積もる。
●●地層の上下関係から下の層ほど古いことがわかる。
●●凝灰岩(ぎょうかいがん)の層があれば、
近くで火山灰を降らす火山活動があったことがわかる。
●●地層のつながりを知る手がかりとなる層を鍵層(かぎそう)という。
●●河口付近では三角州ができることがある。
●●岩石が温度変化や水などのはたらきによって
次第に崩れていくことを風化という。
●●シルト
粘土より粗く、砂より細かい粒。
シルトと粘土の混ざったものを泥という。