122●国風文化
●国風文化
日本の生活や風土に合った貴族文化。
遣唐使の廃止により発展。摂関政治の最盛期に栄えた。
●●建築
寝殿造による貴族の住居
●●絵画
日本の風景や人物を描いた大和絵、
物語を表した絵巻物が生まれた。
源氏物語絵巻など。
●●かな文字
漢字をもとにする「かな文字」が発明された。
かな文字を使った女流作家が活躍。
●●浄土信仰
阿弥陀仏の念仏 → 空也や源信の出現。
政治が乱れ、社会不安により浄土信仰が盛んになる。
※浄土信仰とは、念仏を唱えて阿弥陀仏にすがれば
死後は極楽浄土に生まれ変わるという教え。
●●浄土教芸術
藤原頼道が宇治に建てた平等院鳳凰堂、
奥州藤原氏が平泉に建てた中尊寺金色堂など。
中央都市だけではなく地方にも見られるのが特徴である。
【物語】
●竹取物語 作者不詳 かぐや姫の物語
●源氏物語 紫式部 宮廷生活に詳しい
【和歌】
●古今和歌集 紀貫之ほか 初の勅撰和歌集
【説話】
●今昔物語集 作者不詳 古今東西の説話を集める
【歴史文学】
●大鏡 作者不詳 藤原氏の栄華
【日記】
●土佐日記 紀貫之 初の日記文学。かな文字を使用。
●更級日記 菅原孝標の女(むすめ) 自伝的日記
【随筆】
●枕草子 清少納言 宮廷生活