公民●043=消費者の権利と保護
●消費者問題の発生
●●企業による誇大宣伝、欠陥商品、悪質商法による被害、
クレジットカードの使いすぎによる自己破産などの問題が
起こっている。
●消費者保護基本法
●●国や地方公共団体が消費者保護のために
必要な施策を行うことを定めている。
●製造物責任法(PL法)
●●製品の欠陥によって消費者が被害を受けた場合、
製造者は過失の有無に関わらず、被害救済の義務があると定める。
●クーリング・オフ制度
●●誤って商品を購入した場合、契約後の一定期間は
消費者が一方的に契約を解除できる。
●クレジットカードの仕組み
クレジットカード加盟店(クレジットカードを扱える店)から
商品をクレジットカードで購入。
クレジットカード会社は加盟店に代金を立替払い。
商品を買った人の口座からクレジットカード会社が代金を回収。
●クーリング・オフの仕方
(1)契約
訪問販売などで商品購入の契約。
尚、未成年者は訪問販売で契約できない。
(2)解除の申し出
法で決められた一定期間内に
契約解除の書面を内容証明便などで送る。
(3)解除の成立
違約金なしで契約の解除が成立。
●クレジットカード
カードで商品を購入し、
代金は後日、預金口座から
引き落とされる。
商品購入時に現金を支払う必要がないため、
カードで商品を買いすぎると後で困る場合がある。
●アメリカ合衆国のケネディ大統領は
消費者の権利として次の4つを挙げている。
(1)安全性を求める権利
(2)知らされる権利
(3)選ぶ権利
(4)意見を聞いてもらう権利