中3理科●033=季節による太陽の1日の動きと南中高度
●春分・秋分
太陽は真東から昇り真西に沈む。
南中高度は90°(その地点の緯度)
●夏至
太陽は真東よりもっとも北から昇り、
真西よりもっとも北に沈む。
南中高度はもっとも高い。
●冬至
真東よりもっとも南から昇り、
真西よりもっとも南に沈む。
●季節と気温の変化
夏は南中高度が高く、昼間の長さも長いので
地面が太陽から受ける光の量が多くなるため
気温が高くなる。
冬は南中高度が低く、昼間の長さも短いので
地面が太陽から受ける光の量が少なくなるため
気温が低くなる。
●太陽の南中高度と地軸の傾き
地球は地軸を公転面に立てた垂線に対して
約23.4°傾けたまま公転している。このため、
太陽の南中高度と昼の長さが変化して、
季節の変化が生じる。
~まとめ~
●地球が地軸を傾けたまま公転することによって
季節の変化が生じる。
●地球は公転面に対して地軸が23.4°傾けたまま
公転しているため太陽の南中高度の変化や季節の
変化が生じる。
●地軸の傾きのため夏に1日中太陽が沈まない白夜になる地方がある。