中2理科●028=排出
●排出
細胞でできた不要物を
体外に出すはたらきを排出という。
腎臓(じんぞう)は不要物を
排出するのに重要なはたらきをする。
●有害な物質を無害な物質に変える肝臓
細胞の活動のときにタンパク質が分解される。
このときに有害なアンモニアが作られる。
肝臓をこのアンモニアを無害な尿素に変える。
●●肝臓のはたらき
●●●ブドウ糖やアミノ酸を物質に変えて蓄える。
●●●胆汁(胆液)をつくり、胆のうに送る。
●●●アンモニアを尿素に変える。
●腎臓(じんぞう)のはたらき
太い血管によって腎臓に多くの血液が流れ込む。
腎臓は血液中のいろいろな物質をこし出して、
必要な物質を再び吸収する。
ブドウ糖やアミノ酸・水の大部分は再び吸収される。
水分の一部と尿素やその他の不要物は膀胱に送られ、
尿として体外に排出される。
●腎臓や膀胱などの器官をまとめて排出系という。
●アンモニアの排出
肝臓でアンモニアを尿素に変え、
腎臓にこしとられて尿となる。
●肝臓にはブドウ糖をグリコーゲンにして
蓄えたり、ブドウ糖にしたりして血液中の
ブドウ糖量を一定にするはたらきもある。
●動脈、静脈のうち不要な物質を多く含んだ
血液が流れているのは動脈である。
●その他の物質の排出
●●汗
体内の不要物の一部は皮膚の汗腺より汗として排出される。
●●便
小腸や大腸で吸収されなかったものや
腸管の古い細胞、大腸の微生物などの
不要物は便として体外に排出される。
●排出・・・汗と便