中2理科●026=血液
●血液
赤血球・白血球・血小板という固形の成分と
血しょうという液体の成分がある。
●●赤血球
ヘモグロビンという赤い色素があり、
酸素はヘモグロビンと結合して運ばれる。
●●ヘモグロビンは酸素の多いところでは
酸素を結合し、酸素の少ないところでは
結びついた酸素の一部を離す性質をもっている。
●●白血球
体の中に入ってきた細菌などを取り込み、
病気を防ぐはたらきをする。
●●血小板
出血したときに血液を固めて
出血を止めるはたらきをする。
●細胞と呼吸
小腸で吸収された養分は血しょうによって
細胞に運ばれる。また、細胞は血液中より
取り入れた酸素を使って養分を分解して
生活活動のエネルギーをつくる。
このときにできた二酸化炭素は血しょうに
溶けて肺に運ばれる。
●●組織液
毛細血管の壁には小さな隙間があり、
血しょうがその隙間から流れ出て、
細胞の周りを満たしている。この細胞の
まわりの液を組織液という。
●肺の仕組みと呼吸
細胞の呼吸に必要な酸素と呼吸の結果生じた
二酸化炭素を交換する。
●●呼吸系
鼻や口から取り入れられた空気は
気管や気管支を通って気管支の先にある
細胞と呼ばれる多数の袋に送られる。
これらの器官をまとめて呼気系という。
●●肺胞(はいほう)のはたらき
表面積が非常に大きくなり、
酸素と二酸化炭素の交換が効率よく行われる。
●血液
固形の成分・・・赤血球、白血球、血小板
液体の成分・・・血しょう
ヘモグロビンが酸素を運ぶ。
●一酸化炭素中毒は一酸化炭素とヘモグロビンが
結合してしまうことで赤血球が酸素を運べなくなる
ために起こる。
●細胞でのガス交換を細胞の呼吸という。
●組織液は血液中の酸素や養分を細胞に与え、
細胞で生じた二酸化炭素や不要物を血液中に運ぶ。
●肺胞(はいほう)
表面積が非常に大きい。
酸素と二酸化炭素の交換を効率よく行う。
肺や気管など呼吸に関わる器官を呼吸系という。