中3理科●024=有性生殖と遺伝
●遺伝
生物の体の特徴となる形や性質を形質という。
親の持つ形質が子に伝わることを遺伝という。
●●染色体の数
細胞の核の中にある染色体の数は
生物の種類によって決まっている。
●●形質を伝えるもの
生物のさまざまな形質は染色体にある
遺伝子によって決まっている。1つの
染色体にはたくさんの遺伝子がある。
●減数分裂
生殖細胞をつくるときは特別な細胞分裂が
行われ、染色体の数が半分になる。
このような分裂を減数分裂という。
受精卵はそれぞれの親の染色体を半分ずつ受け継ぐ。
このため、受精卵の染色体の数は
両親の染色体の数と等しくなる。
●有性生殖と遺伝
有性生殖では新しい個体は両親の遺伝子を
受け継ぐため、どちらかの親と同じ形質が
現れることもあるが、どちらの親とも異なる
形質が現れることもある。
~まとめ~
●形質
生物のもつ形や性質。
●遺伝子
染色体に含まれ、親の形質を子に伝える。
●染色体の数は減数分裂によって
半分になり、受精によって元の数に戻る。