中1理科●022=根・茎・葉のつくり
●光合成
根から吸収した水と葉から取り入れた
二酸化炭素から葉緑体で光エネルギーを
使ってデンプンなどの養分をつくることを光合成という。
●●光合成のしくみ
水+二酸化炭素
→(光エネルギー・葉緑体)→デンプン+酸素
●●光合成が行われているところを確認する実験
(1)実験前日の夕方に調べようとする葉に覆いをしておく
(2)ふ入りの葉の一部をアルミニウム箔で覆い、
葉に十分な日光を当てる。
(3)調べようとする葉を熱湯の中に入れる。
(4)温めたエタノールで脱色する。
(5)水で洗った後、薄いヨウ素液に浸す。
※ ヨウ素液はデンプンがあると青紫色になる。
●●光合成と二酸化炭素の実験
(1)試験管AとBに呼気を吹き込みゴム栓をする。
呼気には二酸化炭素を多く含む。
(2)20~30分間、光を当てる。
(3)それぞれの試験管のゴム栓を少し開け、
石灰水を入れて素早く栓を閉める。
(4)石灰水を入れてゴム栓をした
試験管AとBをよく振る。
(結果)
試験管Bはタンポポの葉が光合成をして
二酸化炭素が使ったため、試験管Aのほうが
白く濁る。
●緑色の葉が日光を受けてデンプンなどの
栄養分を作るはたらきを光合成という。
●ふの部分には葉緑体がないので、
デンプンはできない。
●アルミニウム箔で覆った部分は
光が当たらないのでデンプンができない。