中1理科●021=植物の観察
●顕微鏡の使い方
(1)直射日光の当たらない
明るくしっかりした台の上に置く。
(2)鏡筒に
接眼レンズ → 対物レンズの順に取り付ける
(3)反射鏡の角度としぼりを調節して
視野全体を明るくする。
(4)ステージにプレパラートをのせる。
横から見てプレパラートと対物レンズを
できるだけ近づける。
(5)接眼レンズをのぞきながらプレパラートと
対物レンズのあいだを離していきピントを合わす。
(6)倍率を高くする場合はレボルバーをまわす。
●●顕微鏡にはステージが上下するタイプと
鏡が上下するタイプがある。
●●双眼実体顕微鏡は立体的に見える。
20~40倍の観察に適している。
●●プレパラートの作り方
(1)スライドガラスに観察したいものをのせ、
一滴の水を垂らす。
(2)気泡が入らないようにカバーガラスを
端からゆっくりと下げる。
(3)吸い取り紙をカバーガラスの端にあて、
余分な水をとる。
●●倍率と視野
始めは低倍率にして広い範囲で
目的の観察物を探し、視野の中央に移動させる。
次に高倍率にする。
視野は低倍率だと広く、高倍率では狭くなる。
明るさは低倍率だと明るくなり、高倍率では暗くなる。
●●倍率は接眼レンズに表示されている数と
対物レンズに表示されている数の積になる。
例;接眼レンズ【×10】×対物レンズ【×10】=倍率150倍
●●視野とプレパラートの移動
顕微鏡は上下左右が逆に見える。
見たいものを右上に移動したいときには
プレパラートを左下に動かす。
●●顕微鏡は上下左右が逆に見える。
●●高倍率にすると視野は狭くなり、
明るさは暗くなる。
●●倍率=接眼レンズの倍率×対物レンズの倍率
●ルーペの使い方
●●ルーペは目に近づけて持ち、観察物を前後に
動かしてピントが合う位置を探す。
●●観察物が動かないときには観察物とルーペの距離は
変えずに顔を前後に移動させてピントを合わせる。
●●ルーペは野外観察のときに使うとよい。
●●水中の微生物
動物は運動をする。
植物は緑色の葉緑体をもつものが多い。
また分裂で増えるものも多い。
●スケッチの仕方
(1)目的のものだけを描き、周りのものは描かない。
(2)先を細く削った鉛筆を使う。
(3)影をつけずに描く。
●水中の微生物
●●動物
ゾウリムシ・ミジンコ・アメーバ
●●植物
ミカヅキモ・ケイソウ・アオミドロ
●●動物+植物
ミドリムシ
※ミドリムシは動物的性質をもちながら
同時に植物として葉緑体を持ち光合成を行う。
●単細胞生物
体が1個の細胞からできている。
多くの微生物がこれにあたる。
●多細胞生物
体がいくつかの細胞からできている。
ミジンンコ・ワムシ・アオミドロなどが
これがあたる。