中1理科●020=花のつくり
●花のつくり
植物は種類によって花びらやおしべなどの形や
数・色など花の様子が違っている。しかし、
どの花も、めしべを中心に、おしべ、花びら、
がくの順になっている。
●●めしべ
根元に子房というふくらみがあり、その中に
胚珠があってそれが種子になる。
●●おしべ
先に「やく」という袋があり花粉をつくる。
●花から果実へ
●●受粉
おしべの先の「やく」から出た花粉が、めしべの
先の柱頭につくと、めしべの子房の中の胚珠が
ふくらんで種子になる。子房は果実になる。
●種子植物
種子によって仲間を増やす植物を種子植物という。
種子植物にはアブラナのような被子植物とマツの
ような裸子植物がある。
●●被子植物
胚珠が子房に包まれている。
●●裸子植物
胚珠がむき出しになっている。
●花は、めしべ・おしべ・花びら・がくからなる。
●めしべは花の中心にあり、ふつうは1つの花に1本ある。
●花びらが1枚1枚わかれているものを離弁花、
合わさっているものを合弁花という。
●受粉(受精)すると胚珠が種子になる。
●花粉がめしべの柱頭につくことを受粉といい、
花粉は発芽して花粉管を伸ばす。
この先が胚珠まで達して花粉の核と
胚珠の中の卵細胞と合体することを受精という。