中2理科●015=電流と電流計
●電流
電気の流れ。
●電流の大きさと電球の明るさ
電球の明るさは電流が大きいほど明るい。
●電流の記号と単位
記号・・・I
回路の中に違うところを
流れる電流があるときには
I1、I2、I3・・・のように表す(数字は小さく!)。
単位・・・アンペア(A)やミリアンペア(mA)
1mA=0.001A(1A=1000mA)
●電流の流れる向き
電源の+極から-極に流れる。
●電流計には-端子と+端子、ゼロ点調節ねじがある。
●電流計の使い方
(1)スイッチを切り、はかりたいところの導線を外す。
(2)外した導線の電源の+極側を電流計の+端子に、
-極側を-端子の5Aにそれぞれつなぐ。
回路に直列につなぐ、という言い方をする。
(3)針の振れが小さくて値が読み取りにくいときには
5A端子を500mA、50mAの順につなぎ変える。
(4)目盛りの読み方
5Aの端子と接続したときは上の目盛りの数字を読み取り、
50mAの端子のときは下の数字を読み取る。
(注意)次のような接続をすると針が振り切れたり、
電流計内の導線が焼け切れる恐れがある。
●電源だけを直接接続する。
●はかろうとする部分に並列に接続する。
●+端子、-端子を電源の+極側、-極側と逆に接続する。
●電流の大きさがわからないときに5A以外の端子を使う。
~まとめ~
●電流の単位
アンペア(A)
ミリアンペア(mA)
1mA=0.001A
●電流は電気の流れのことを表すが
+極から-極へ流れることに決められている。
電子の流れとは異なるので区別しておく。
●電流計は回路に直列につなぐ。
●1mAは1000mAである。
●電流は+極から出て-極に入る。
●電流計は回路に直列につなぐ。
●直列回路の電流の関係
それぞれに流れる電流の大きさは等しい。
●並列回路の電流の関係
枝分かれした電流の和は
分かれる前と合流した後の電流に等しい。
●直列回路でも並列回路でも電流は途中でなくならない。