中2理科●014=回路と電流
●回路
電流が流れるためには乾電池や豆電球などを
導線でつないだ閉じた道筋が必要である。
この道筋を回路という。
●●導体と絶縁体
電流が流れる物体を導体といい、
回路に使う導線は電流をよく流す金属の導体でつくってある。
電流を通さないガラスやプラスチックなどを絶縁体という。
●●回路が閉じていないと電流は流れない。
●回路の表し方
回路を表すには電気用図記号を用いる。
電気用図記号で次のものを示すことができる。
「電気または直流電源」
「電球」
「(直流用)電流計」
「(直流用)電圧計」
「スイッチ(入れた状態)」
「抵抗」
「導線の交わり(つながっていない)」
「導線の交わり(つながっている)」
●回路のつなぎ方
●●直列回路
電流の流れる道に枝分かれがない回路。
●●並列回路
電流の流れる道に枝分かれがある回路。
※回路をつくるとき、電源(乾電池)の+極と
-極を直接導線でつなぐと(ショート回路)、
強い電流が流れて危険である。スイッチを入れる
前にショート回路になっていないかを確かめる
必要がある。
●直列回路と並列回路の違い
たくさんの電流を使って回路を作ったとき、
直列回路の電球は暗く、電球1個をソケットから
外すと他の電球が消えてしまう。
並列回路の場合は直列回路に比べて電球は明るく、
電球1個を外しても他の電球は消えない。
~まとめ~
●回路には直列回路と並列回路がある。
●電流を2個つないだとき、
直接回路では電球は暗く、
1個外すと他の電流も消える。
並列回路では電球は明るく、
1個外しても他の電球は消えない。
●回路図
回路の配線の様子を示す図。
電気用図記号を用いて表す。