中2理科●012=化学反応式
●化学反応式
化学変化を化学式を用いて表した式。
●化学反応式の書き方
例:炭素と酸素が化合して二酸化炭素ができる。
(1)反応の前後の物質名を「→」をはさんで書く。
(2)物質を分子モデルで表し、化学式に置き換える。
(3)「→」の左右で、それぞれの原子の数が
同じであることを確かめる。
(4)化学式で書く。
炭素+酸素 → 二酸化炭素
C+OO → OCO
C+O2 → CO2
例:水素と酸素が化合して水ができる。
(1)水素 + 酸素 → 水
(2)HH + OO → HOH
※右側に「O」が1個不足しているので
右側に「HOH」をもう1つ加える。
(3)HH + OO → HOH HOH
※「→」の右側は水なので「O」でなければならない。
※「HOH」と「HOH」は離して書く。
※左側に「H」が2個不足しているので
左側の水素に「HH」をもう1つ加える。
HH HH + OO → HOH HOH
(4)2H2 + O2 → 2H2O
●●化学反応式のまとめ
式の左側に反応する物質を書き、
右側に生じた物質を書く。
式の左右でそれぞれの原子の種類と数は変わらない。
●●化学反応式の書き方
分子モデルで考える
→ 左右の原子の個数をそろえる。
→ 分子式で書く。
●おもな化学反応式
(1)銅と酸素の化合
銅と酸素が化合して酸化銅になる。
2Cu + O2 → 2CuO
(2)鉄と硫黄の化合
鉄と硫黄が化合して硫化鉄になる。
Fe + S → FeS
(3)炭(炭素)と酸素の化合
炭素と酸素が化合して二酸化炭素になる。
C + O2 → CO2
(4)水素と酸素の化合
水素と酸素が化合して水になる。
2H2 + O2 → 2H2O
(5)水の電気分解
水が水素と酸素に分解する。
2H2O → 2H2 + O2