中2理科●011=原子モデルと化学式
●化学式・・・原子の記号を使って物質を書き表したもの。
●化学式の表し方
例:水素H2、酸素O2
同じ種類の原子が2個結びついて分子をつくる。
H-H → H2 水素原子2個がくっついている。
例:水H2O、二酸化炭素CO2
2種類の原子が結びついて分子をつくる。
H-O-H → H2O
水素原子2個と酸素原子1個がくっついている。
例:水素原子が2個・・・2H2
H-H H-H → 2H2 水素原子が2個ある。
例:鉄Fe、銅Cu、銀Ag
1種類の原子が集まっているが分子という単位はない。
1個の銀原子で代表する → Ag
●覚えておきたい化学式
水素 H2
酸素 O2
窒素 N2
塩素 Cl2
硫黄 S
炭素 C
アンモニア NH3
二酸化炭素 CO2
二酸化硫黄 SO2
水 H2O
水銀 Hg
塩酸(塩化水素) HCl
酸化銅 CuO
酸化マグネシウム MgO
酸化銀 Ag2O
塩化ナトリウム NaCl
硫化鉄 FeS
炭酸水素ナトリウム NaHCO3
●化学式は物質の成り立ちを原子記号を使って表す。
●化学式は次のように表す。
(1)同じ種類の原子が結びついた分子。
例:H2、O2などがある。これを単体という。
(2)2種類の原子が結びついた分子。
例:H2O、ACO2などがあり、これを化合物という。
●1種類の原子が集まっている(分子をつくらない)
ときは1個の原子で代表する(例:Ag、Fe、Cu など)。
●化学変化では分子が原子に分かれて
結びつく相手が変わり新しい物質ができる。
●状態変化では分子の集まりが
変わるだけで分子そのものは変化しない。