中1理科●011=物質の状態変化と体積変化
●物質の状態変化
物質には固体・液体・気体の3つの状態がある。
温度によって状態が固体から液体、液体から固体、
液体から気体、気体から液体へ変化することを
物質の状態変化という。
●●水は日常生活の温度変化内で
氷・水・水蒸気と状態を変化させるが、
日常生活で固体であるアルミニウムや
食塩でもそれぞれ660度、800度くらいで
液体になり、気体である窒素でも
-200度まで冷やすと液体になる。
●物質の状態変化と体積
●●固体から液体、液体から固体の状態変化
●●●ろうの状態変化
液体から固体になるとき、体積は小さくなる。
●●●水の状態変化
水は液体から固体になるとき、体積は大きくなる。
●●液体から気体、気体から液体の状態変化
●●●液体が気体になるとき、体積は著しく大きくなる。
●物質の状態変化と質量
物質の状態が変化しても質量は変わらない。
●●ろうの状態変化と質量
(1)加熱して液体にした「ろうの質量」を測る。
(2)(1)の「ろう」を冷やす。
体積は(1)に比べると小さくなっている。
(3)(2)の「ろうの質量」を測る。
結果・・・体積は小さくなっているが質量は変わらない。
●物質の状態変化は別の物質に変化するわけではない。
●状態が変化すると固体→液体→気体の順に体積は大きくなる。
(例外)水は液体のときに体積が最小になる。
●湯気と水蒸気
水蒸気は気体で目には見えない。
湯気は水蒸気が冷えたもので小さな水滴の集まりである。
●物質の状態が変化するとき
体積は変化するが質量は変化しない。