中3理科●009=化学反応(1分野)物質と化学反応の利用
~物質が燃える反応~
●酸素と結びつく化学反応
●●酸化
物質が酸素と化合することを酸化という。
●●燃焼
光や熱を出す激しい酸化。
物質 + 酸素 → 酸化物 + 熱・光
●マグネシウムの燃焼と燃焼前後の性質の違い
燃やす前のマグネシウムは塩酸を加えると
水素を発生するが、燃やした後の物質は水素を発生しない。
●酸化の中でも光や熱を出す激しい酸化を燃焼という。
●酸素と化合した物質を酸化物という。
●いろいろな物質の酸化
(1)マグネシウムの燃焼(酸化マグネシウムができる)
マグネシウム + 酸素 → 酸化マグネシウム
2Mg + O2 → 2MgO
(2)銅の酸化(酸化銅ができる)
銅 + 酸素 → 酸化銅
2Cu + O2 → 2CuO
(3)水素の燃焼(水ができる)
水素 + 酸素 → 水
2H2 + O2 → 2H2O
●ゆっくり進む酸化
鉄や銅を空気中に長い間放置しておくと、
表面に錆(さび)が生じる。錆は鉄や銅が
ゆっくりと酸化されてできた酸化鉄や酸化銅である。
このようなゆっくりした酸化も、
温度が上がると速く進むようになる。
●塗料と酸化物の膜
物質は酸素に触れなければ酸化が進みにくい。
そのため、金属製品の酸化を防ぐために、
金属の表面に塗料をぬったり、表面を少し
酸化させて酸化物で膜をつくって内部を保護したりする。
●酸化には熱や光を出す激しい酸化と
ゆっくりと進む酸化がある。
●日本と北極では釘は北極のほうがさびやすい。