中1理科●009=物質の性質
●加熱と有機物・無機物
いろいろな物質を加熱すると
砂糖や小麦粉のように黒く焦げて灰になったり
二酸化炭素を出したりするものがある。
このように燃えて二酸化炭素を出す物質を有機物という。
これに対して食塩や鉄・ガラスなど
加熱しても二酸化炭素を出さない物質を無機物という。
●有機物の加熱と二酸化炭素の発生
(1)燃焼さじに小麦粉をのせて
ガスバーナーで加熱すると燃える。
(2)小麦粉が燃え始めたら集気びんの中に入れる。
(3)小麦粉が燃え尽きたら燃焼さじを取り出して
ふたをし、よく振る。有機物である小麦粉より出た
二酸化炭素のために石灰水が白く濁る。
●ガスバーナーの使い方
(1)2つのネジが閉まっていることを確かめる。
(2)元栓を開く。
(3)マッチの火を斜め下からバーナーの口に近づけ、
ガス調節ねじを少しずつ回して火をつける。
(4)ガス調節ねじで炎の大きさを調節する。
(5)ガス調節ねじを抑えながら空気調節ねじで
バーナーの口元の炎が青色の三角形になるように
空気の量を調節する。
●金属の性質
●●磨くと光る(金属光沢)。
●●たたくと、のばしたり広げたりできる。
●●電流が流れやすい。
●●熱を伝えやすい。
●有機物は燃えて二酸化炭素と水ができるような
炭素を含む物質のことである。
●無機物は炭素を含まない物質のことである。
●炭素や二酸化炭素は炭素を含むが有機物ではない。
●ガスバーナーの炎は空気が少ないと黄色になる。
●有機物の中にはプラスチックやポリエチレンなどの
ように燃やしたとき二酸化炭素の他に有害な気体が
発生するものもある。
●火を消すときは、
(1)空気調節ねじ
(2)ガス調節ねじ
(3)元栓
以上の順に閉める。
●磁石につくことは金属共通の性質ではない。