中1理科●008=圧力
●圧力
物体に力を加えるとき同じ大きさの力でも
加える面積の大きさによって物体に及ぼす
はたらきが違う。
1㎡あたりの面を垂直に押す力の大きさを圧力という。
●圧力とは、単位面積(1㎡)あたりの面を垂直に押す力
圧力=面を垂直に押す力【N】/力を受ける面積【㎡】
●圧力の単位
N/㎡(ニュートン毎平方メートル)
1N/㎡=1Pa(パスカル)
●圧力は、はたらく力の大きさに比例し、
力を受ける面積に反比例する。
●1㎡に1Nの力が加わった圧力を1Paという。
●100Pa=1hPa(hPa=ヘクトパスカル)
●圧力は力(重さ)に比例し、面積に反比例する。
●同じ大きさの力を加えても、
接する面積が小さいほど圧力は大きくなる。
●全圧力
触れ合う面全体にはたらく力。
その物体に働く重力。
全圧力=圧力×面積
単位はニュートン【N】
●大気圧
●●空気の重さ
空気にも重さがある。
空き缶にポンプで空気を押し込めると
缶が重くなる(空気1リットルあたり1.2g重くなる)。
●●大気圧
空気の重さによって生じた圧力を大気圧という。
空気の重さは場所によって違う(高い山の上では軽い)。
海面での大気圧は約100000Paである。
正確には101300Pa=1013hPaであり、これを1気圧という。
●1気圧=1013hPa
●気圧はガリレオの弟子トリチェリーが1643年に発見した。