中3理科●005=慣性の法則
物体に外から力がはたらいていないか、または
はたらいている力がつり合っているとき、
物体はそのままの状態を続けようとする。
(1)静止している物体はいつまでも静止を続ける。
(2)運動している物体は等速直線運動を続ける。
物体のもつこのような性質を慣性といい、
すべての物体は慣性をもっている。
●慣性の例
電車が発車するとき、
車内の人は後ろに倒れる。
電車がブレーキをかけると
車内の人は進もうとしているので前に倒れる。
車のハンドルを右に切ると、
人は真っ直ぐに進もうとしているので、
人の体は左に傾く。
●物体に外から力がはたらかないときや、
力がはたらいていてもそれらがつり合っている
ときは静止している物体は等速直線運動を続ける。
●だるま落としの場合
上に積み上げられた物体は重力のはたらきで、
真下に落ちようとしている。
●力を及ぼし合う運動
●作用と反作用
物体に力をはたらかせると、その物体は
同じ大きさの力を逆向きにはたらかせてくる。
力は2つの物体のあいだで一対になってはたらく。
●物体に力がはたらくとき、
反対向きにも同じ大きさの力がはたらく。