中2理科●004=化合
●化合
性質の違う2つ以上の物質が結びついて別の新しい
1つの物質ができる化学変化を化合という。
化合してできた物質を化合物という。
物質A+物質B → 物質C(化合物)
●水素と酸素の化合
水素に点火すると空気中の酸素と化合して水ができる。
水素+酸素 → 水
●水素と酸素の化合実験
(1)水素の入った試験管に火のついたマッチを入れる。
(2)ポッという音がして青い炎とともに水素が燃える。
このとき空気中の酸素が試験管内の水素と化合している。
(3)反応後、試験管の口近くに液体がついている。
この液体に塩化コバルト紙をつけると赤くなる。
塩化コバルト紙は水にふれると赤くなることから
水素と酸素が化合して水ができたことがわかる。
●化合によってできた物質を化合物という。
●化合のうち、物質と酸素が結びつく反応を
酸化といい、酸化によってできた物質を酸化物という。
●スチールウール(鉄)の加熱
(1)同じ質量のスチールウールを2つ用意し、
一方だけ加熱した。
(2)冷えてから質量を比べると加熱後の物質は
加熱する前より質量が増えている。
(3)スチールウールは電流を通すが加熱後の
物質は電流を通さない。
(4)少量をとって塩酸に入れると、スチールウール
からは水素が発生するが、加熱後の物質からは気体が
発生しなかった。
●化合した酸素の分だけ質量は増える。スチール
ウールと加熱後の物質ではその性質が異なる。