中3理科●003=力がはたらく運動
●重力のはたらく運動
物体には常に一定の重力がはたらいている。
このため落下する物体や斜面を下る物体の
速さは一定の割合で増えていく。
●斜面上の落下運動
斜面に置かれた台車にはたらく力・・・
斜面の角度を大きくすると
台車が滑り落ちようとする力は大きくなる。
●運動の向きと同じ向きに
力を加えると速さは大きくなる。
●東日本では5打点ごと、西日本では6打点ごとに
切ったテープの長さは0.1秒間に進んだ距離を表している。
●切り離したテープを並べてはり付けると
テープの長さ(速さ)は一定の割合で増える。
●斜面を下る台車の速さは時間と共に大きくなる。
●斜面の角度と速さ
斜面の角度が大きいほど
台車が滑り落ちようとする力は大きくなる。
物体にはたらく力が大きいほど
速さが増える割合が大きくなる。
●斜面を下る物体には斜面方向に
一定の大きさの力がはたらくため
速さはだんだん速くなる。
●斜面の角度を大きくすると
速さが増える割合が大きくなる。
●だんだん遅くなる運動
物体が斜面上を登るときには
物体の運動の向きとは逆向きに
力がはたらくために物体の速さは
次第に減少し、一瞬静止したのち下り始める。
●●空気抵抗と摩擦力
物体が運動している場合、空気抵抗や摩擦力は
物体の運動の向きとは逆向きにはたらく。
このため物体の速さはだんだん減少し、
やがて静止してしまう。
●速さと向きを変える力
静止しているボールをけると、
ボールが勢いよく飛ぶ。
飛んできたボールをバットで打つと、
速さと向きを変えて飛んでいく。
●面と面が触れ合うところで
物体の運動を妨げる向きに
はたらく力を摩擦力という。