中2理科●002=炭酸水素ナトリウムの分解
●●炭酸水素ナトリウム
料理に使う、ふくらし粉に含まれている物質で
加熱すると二酸化炭素を発生する。
炭酸水素ナトリウム→ 炭酸ナトリウム+水+二酸化炭素
●●分解によってできた物質の性質を確かめる
(1)フェノールフタレイン液(アルカリ性で赤色)
炭酸水素ナトリウムは弱いアルカリ性で
薄い赤色に変化し、炭酸ナトリウムは
強いアルカリ性で赤色に変化する。
(2)塩化コバルト紙を試験管の口に溜まった液体に
つけると赤くなる。これより水ができたことがわかる。
(3)石灰水が白く濁ることより、
二酸化炭素が発生したことがわかる。
●実験場の注意
(1)発生した水が加熱部に流れて
試験管を割らないために試験管の口を少し下げる。
(2)石灰水が逆流しないために
火を止める前にガラス管を抜く。
●炭酸水素ナトリウムの分解によってできたものを調べる。
フェノールフタレイン溶液(アルカリ性)
塩化コバルト紙(水)
石灰水(二酸化炭素)