中1理科●002=光の屈折
●屈折
光が種類の違う物質に進むとき、
その境界面で反射するほかに折れ曲がって進む。
これを光の屈折という。
●●屈折角
ガラスや水の表面で光が屈折するとき、
ガラスの面に垂直な線と屈折光との間の角度を屈折角という。
●入射角と屈折角の関係
●●光が空気中からガラスや水の中に入るとき
屈折角は入射角より小さい(入射角>屈折角)。
●●光がガラスや水から空気中に入るとき
屈折角は入射角より大きい(入射角<屈折角)。
●屈折で起こる現象
物体から出た光が屈折して目に入ったとき、
目に入る光の延長線上から光が出ているように見える。
これが像である。
●全反射
ガラスや水の中から空気中に光が進むとき、
入射角がある角度以上になると光が境界面で
すべて反射することを全反射という。
●光ファイバーと全反射
光ファイバーは髪の毛ほどの細いガラス線で、
光はその中を全反射を繰り返しながら進む。
●光は種類の違う物質へ進むときは境界で折れ曲がる。
●空気中 → ガラスの水の中 では・・・、入射角>屈折角
●ガラスや水の中 → 空気中 では・・・、入射角<屈折角
●湯船のなかで手を湯の中に入れると指が短く見える。
これは指先からの光が水面で屈折するために起こる現象である。
●全反射
屈折角が90度以上になると、光は空気中に出られなくなる。
●空気 → 水やガラスに光が進むとき、全反射は起こらない。