地理●002=地球を調べる
●地球儀
●●地球をそのまま小さく縮めた模型。
地表の距離・面積・形・方位が正しく表される。
赤道より北を北半球、南を南半球という。
●世界地図
●●球体の地球を平面で表すため、
地表の距離・面積・形・方位を同時に
正しく表すことができない。
●経線(たて線)と緯線(よこ線)
※「ケータイ、横に置いて!」と覚えよう。
「ケータイ」の「ケー」=「経」線、「タ」=「た」て線
「ケータイ」の「イ」=「緯線」、「横」=「よこ」線
●●経線は北極点と南極点を結ぶ縦の線。
イギリスのロンドンを通る経線を
0度として東西に180度ずつ。
東を東経、西を西経という。地球は1周360度である。
●●緯線は赤道と平行な横の線。
赤道を通る緯線を0度として南北に90度ずつ。
南を南緯、北を北緯という。地球は半周180度。
●日本の標準時
●●東経135度の経線を基準として時刻を決めている。
兵庫県明石市を通る。
●時差
●●標準時の時刻の差を時差という。
地球は1日(24時間)で
1回転(360度)するから、
経度15度で1時間の時差が生じる。
経度0度から東へ行くほど時間が進む。
アメリカ合衆国、カナダ、ロシア連邦のような
国土が広い国では、複数の標準時が定められている。
●標準時
●●標準時の決め方
図や地域ごとに時刻の
基準となる線(標準時子午線)を決め、
この線上で太陽が真南にきた
時刻を正午(午後0時)としている。
●●経度180度に、ほぼ沿った線が
日付変更の基準となるもので、日付変更線という。
●北回帰線
夏至のときに太陽が真上に来る緯線。
北緯23,4度にあたる。
台湾、サウジアラビア、
北アフリカあたりを通っている。
●南回帰線
冬至のときに太陽が真上にくる位置の緯線。
南緯23,4度にあたる。
オーストラリア、南アフリカあたりを通っている。
●日本が1月1日午前0時のとき
イギリスは12月31日午後3時である。
●●日本とイギリスの時差の求め方
(1)時差は、緯度差÷15で求められる。
(135÷15=9時間)
(2)日本は日付変更線の西側なので、
日本のほうが早い(時間で先をいく)。
(3)1月1日午前0時 - 9時間
= 12月31日午後3時
※午前0時=真夜中の0時=24:00
24-9=15時(15:00)