161●第一次世界大戦
●帝国主義諸国の対立
19世紀末から20世紀にかけて
帝国主義諸国が植民地・勢力範囲を巡り対立。
バルカン半島は列強の利害が対立する「ヨーロッパの火薬庫」になった。
●第一次世界大戦
1914年、サラエボ事件をきっかけに
ドイツ・オーストリアなどの同盟国と
イギリス・フランス・ロシアなどの連合国が開戦。
●●日本の参戦
日本は日英同盟を口実に連合国側として参戦。
1915年、中国に21か条の要求をつきつけた。
●●第一次世界大戦の経過
ドイツが優勢だったが連合国が反撃。
戦争が長期化した。
ドイツ潜水艦の無差別攻撃があり、
アメリカがドイツに宣戦、ドイツが降伏した(1918年)。
●ロシア革命
●●三月・十一月革命
1917年3月、ロシアの帝政が倒れ、臨時政府が成立。
同年11月、レーニンらが臨時政府を倒し、
世界初の社会主義政府のソビエト政府をつくった。
●●ロシア革命後の動き
ソビエト政府はドイツと講和。
イギリス・アメリカ・フランス・日本などは
革命に干渉した(シベリア出兵など)。
しかし干渉に失敗。1922年にソ連が成立した。
●●サラエボ事件
1914年、オーストリアの皇太子夫妻が
セルビアの1人の青年に暗殺された事件。
●●戦争や皇帝政治に対する不満からロシア革命が起きた。
●●ソ連とはソビエト社会主義連邦共和国の略。