127●元寇と幕府の衰退

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127●元寇と幕府の衰退


●モンゴル帝国(蒙古)

13世紀初め、チンギス=ハンが統一。

その孫であるフビライ=ハンが1279年、宋を滅ぼし、元とする。

都を大都(現在の北京)に移した。




●マルコ=ポーロ

フビライ=ハンに仕え、「東方見聞録」を出版。日本を紹介。



●元寇

フビライ=ハンの要求を執権、北条時宗が拒否。


●●文永の役(1274年)と弘安の役(1281年)が起こる。

2回とも暴風雨と武士の活躍により元軍は失敗。



●幕府の衰え

元寇に対する御家人への恩賞不足により、

御家人の窮乏がおこった。御家人の不満が高まる。



●●永仁の徳政令(1297年)

御家人の借金を帳消しにして、領地をタダで取り戻させた。

その結果、経済の混乱を招く。


※御家人の機嫌をとろうとして出したのが永仁の徳政令。

 しかし、これは失敗に終わりました・・・。

 次のような内容です。




一.質流れになったり、売買した土地の事


御家人が買い取った土地は、20年以上過ぎていれば

元の所有者は取り返すことはできない。しかし、御家人以外が

買い取った土地は年数に関係なく売主のものとする。

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