124●平氏の時代
●源氏と平氏
源氏と平氏は貴族の内部紛争に利用され、勢力をさらに伸ばした。
その結果、貴族の力を越すまでになった。
●保元の乱(1156年)
上皇と天皇が対立。
平清盛、源義朝らが天皇方について、中央政治に進出。
●平治の乱(1159年)
源平の勢力争いに勝ったのは平清盛であった。
敗れた源頼朝は伊豆に流される。
これにより平氏の政治が始まった。
●平氏の世
平治の乱で源氏を破った平清盛は太政大臣となって政治を行った。
武士でありながら藤原氏と同じく、天皇と姻戚関係を結んだ。
●日宋貿易
平清盛は兵庫(神戸)の港を整え、宋との貿易を行った。
●平時忠
次の言葉を残している。
「平氏にあらずんば人にあらず」・・・気持ちいいくらい傲慢です!
●平氏の滅亡
平家一族の栄華と貴族的な政治は反感を買いました。
平清盛の死後、源氏との戦いに平氏は敗れました。
1185年、壇ノ浦の戦いで平氏滅亡。
●●平治の乱では源義朝(頼朝の父)が敗れた。
●●平氏が実権を握っているころ、源頼朝が関東で支持を集めだした。
源頼朝は1180年に伊豆で挙兵した。