公民●009=男女平等社会を目指して
●女性の社会進出
●●産業構造の変化に伴って女性の社会進出が進む。
これは男女平等の考えが広まり、女性の社会進出の条件が
整ってきたということが背景にある。
●ジェンダー
●●文化的・社会的な性差をジェンダーという。
例えば、「男は外で仕事、女は家で家事」という意識が
一部の人に依然強いのはその程度が強い証拠である。
●●現代社会においては、あらゆる分野で男女が性別に
関わりなく、個性と能力を充分に発揮できる男女共同参画社会を目指している。
●法的整備
●●男女雇用機会均等法
1985年に制定。この法律の成立には、1979年の国連による
女子差別撤廃条約が大きく関わっている。男女雇用機会均等法では
雇用における男女平等を掲げている。
●●男女共同参画社会基本法
1999年に施行。男女が互いに人権を尊重しながら、責任を分け合い、
性別を問わずその個性と能力が発揮される社会を目指す。
●ジェンダー・フリーの立場になって
1999年に男女共同参画社会基本法が施行された。