公民●006=家族
●家族
人間のもっとも基礎的な社会集団を家族という。
●家族の役割
家族ごとに1つの世帯を営み、収入を得て家計を維持(生活の単位)。
社会生活に必要な伝統的な文化である言葉や基本的な生活の仕方を
子供たちに伝えていく(教育の場としての役割)。
純粋な愛情のなかで疲れを癒す(休息と憩いの場としての役割)。
●家族の形態
●●単独世帯
単身家族・一人世帯ともいう。割合が増加。
●●核家族(夫婦家族)
夫婦または夫婦と未婚の子供だけの家族。
家族の約60%を占める。
●●複合家族
岐阜県白川村の合掌造りでの大家族のように、
おじ・おば夫婦なども含めて同居。
●●直系家族
親夫婦とその子供夫婦、さらに孫夫婦というように
親子の関係で何組かの夫婦が同居するもの(親子中心の家族)
●憲法の民法の定め
●●日本国憲法第24条で、
家族に関する法律を定める場合の原則を定めている。
●●民法では、「個人の尊厳と両性の本質的平等」という
憲法の定めに基づいて、親族・婚姻などについて詳しく定めている。
●人口の都市集中により、核家族世帯が増加。
近年は単独世帯が増加している。