公民●001=現代社会の特色
●高度経済成長
日本は1950年代の後半から経済が目覚しく発展。
このような急速な経済成長のことを高度経済成長という。
●大量消費時代
●●高度経済成長により、人々は様々な商品を手に入れるようになった。
電化製品・自動車・パソコンといった耐久消費財など。
しかし、大量生産・大量消費に伴って、ゴミが大量に増えた。
●●最近では、ゴミ処理を一部有料化したり、
製品自体の開発や生産の際に、省エネルギーや
資源の再利用を考えたりするようになっている。
●食生活の変化
●●日本人は昔は米や魚などを中心に食べていた。
高度経済成長により、即席ラーメンなどのインスタント食品、
冷凍・レトルト食品が食卓に並ぶようになった。
また、魚だけではなく肉も多く食べるようになった(食の国際化)。
●●主食も米だけでなく、パンや麺類など多様化し、
おかずも和食にとどまらず洋食、中華などの食の国際化が進んでいる。
●●日本の食料自給率は低下し続け、
食料品の輸入は不可欠になっている。
●大量生産・大量消費
→ ゴミなどの環境問題の発生
→ リサイクル社会(循環社会)へ
●石油危機(オイルショック)
1973年に石油の価格が急騰し、
品不足や物価上昇が起こった。
これを機に省エネルギー・
省資源の流れが生まれた。
●電化製品の普及や外食産業の発達が
女性の家事の負担を減らし、女性の
社会進出の一因となった。
●1960年代にはカラーテレビ、自動車、クーラーが
3Cと呼ばれ、人々の憧れの的となった。