23●世界恐慌・ニューディール政策・満州事変・「五・一五事件」・「二・二六事件」

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23●世界恐慌・ニューディール政策・満州事変・「五・一五事件」・「二・二六事件」



1929年●世界恐慌・ルーズベルト大統領・ニューディール政策・ブロック経済

1929年世界恐慌(きょうこう)が起こりました。アメリカでは、ルーズベルト大統領がニューディール政策を実施、イギリスやフランスはブロック経済を行い、不況からの脱却を図りました。ソ連ではスターリンが5か年計画など計画経済を進めていたため、世界恐慌の影響を受けませんでした。

イタリアでは,1922年にムッソリーニがファシスト党を率いて独裁政治を行いました。ドイツではヒトラーのナチス党が政権を握りました。




1931年●満州事変・満州国・国際連盟脱退

1931年、軍部は南満州鉄道を爆破して満州事変(まんしゅうじへん)を起こし、満州を占領し満州国を成立させました。国際連盟は日本の引き揚げを勧告しました。それを不服とした日本は、1933年、国際連盟を脱退しました。




1932年●「五・一五事件」・犬養毅首相暗殺・「ニ・ニ六事件」

1932年に五・一五事件がおき、満州国の承認をしぶる犬養毅(いぬかいつよし)首相が暗殺されました。これによって8年続いた政党政治は終わりをつげたのです。さらに,1936年、二・二六事件がおこり、有力な政治家、軍人が暗殺されました。



 
1937年●日中戦争・蒋介石の国民政府・毛沢東の共産党・国家総動員法

1937年、北京郊外の廬溝橋(ろこうきょう)で日中両軍の軍事衝突が起こり、日中戦争が始まりました。中国では、蒋介石(しょうかいせき)の国民政府と毛沢東(もうたくとう)の共産党が抗日民族統一戦線を作りました。戦争の長期化にともない、国民を徴用したり、物資を調達できるようにした国家総動員法(こっかそうどういんほう)が制定されました。政党は解散させられて、大政翼賛会(たいせいよくさんかい)が作られました。

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