05●天平文化・聖武天皇・遣唐使・東大寺・鑑真・万葉集・古事記・日本書紀
729年●天平文化・聖武天皇・東大寺・国分寺・国分尼寺
天平文化(てんぴょうぶんか)は唐と仏教の影響を受けた、華やかな文化です。聖武天皇(しょうむてんのう)は国王が仏教を厚く信仰すれば、災いがなくなり国が治まるという教えに基づいて奈良に東大寺(とうだいじ)と大仏、地方ごとに国分寺(こくぶんじ)と国分尼寺(こくぶんにじ)を造らせました。
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630年●遣唐使・東大寺正倉院・鑑真・仏教
この時代に遣唐使(けんとうし)が派遣されて唐の制度や文化が取り入れられました。東大寺の正倉院(しょうそういん)には遣唐使(けんとうし)が持ち帰った工芸品が収められています。また、唐の僧である鑑真(がんじん)は何度も来日し失敗して、盲目になりながらも、ようやく来日を果たして日本に仏教を伝えました。
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759年●万葉集・万葉がな・古事記・日本書紀
奈良時代の和歌集としては万葉集(まんようしゅう)があります。万葉集には万葉がなが使われています。歴史書としては古事記(こじき)と日本書紀(にほんしょき)があります。また、国ごとに産物や歴史を記した風土記(ふどき)が作られました。
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