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「中学生の本当に正しい勉強法」児保章亮（著）エール出版社より
中学生の本当に正しい勉強法 P.17～ 数学を苦手にしている人の正しい戦略とは？
P.17～
『私の経験でいえば、数学の勉強を避けてきた人というのは
考え続ける忍耐力に欠けていると思います。考え続けること
ができなければ、新しいものを生み出すことができません』
◆「数学の勉強を避けてきた人」･･･、私だ（笑）。
数学の勉強を避けてきた人は考え続ける忍耐力に
欠けているそうです（苦笑）。
◆数学を苦手としている人は計算問題・基本問題だけを
解けるようにしたらいいと思いますね。
その勉強をキッカケにして応用問題を解きたくなったら
やればいいでしょう。
どうしても数学が好きになれないなら、応用問題は捨てて、
他教科で点数を稼げばいいんじゃないですか。
◆これは「作戦」ですからね。
数学の勉強すべてを避けていることにはなりませんよ。
◆英語と数学の主要２教科を不得意にしている人は、
英語を超得意にすべきだと思います。
※数学を得意にするのは、いったん諦めてくださいね（＾＾）。
◆私の経験からいっても、英語は意欲と勉強法で
誰でも絶対に得意に仕上げることができる教科です。
◆英語が超得意になれば社会も楽勝。必ず得意にできます。
暗記のコツを英語の勉強で体得できますからね。
◆さらに、古典（古文）も得意にできますよ。
古文は文法と単語を覚えれば点数を取れます。
勉強のやり方が英語と共通していますからね。
英語を得意するのに費やしたパワーの
数分の１で古文はできるようになります。
◆理科の２分野、国語の漢字も容易になります。
つまり、英語を超得意にすることで、
暗記モノはどれも得点源になるんですね。
◆英語を超得意にすると、
他教科の点数も上がってくるということです。
◆数学は高校受験に必要です。
ですから、基本問題だけは解けるようにしておきましょう。
◆大学受験では私大文系を目指す人が多いんですが、
関関同立、ＧＭＡＲＣＨといった有名大学でも
受験科目は英語・国語・社会（日本史or世界史）の
３つだけですからね。数学は不要になるんです。
◆中学時代に数学を得意にしていても、
高校の数学で行き詰まり、数学の勉強を途中で
放棄する人が多いんです。これが現実ですからね。
◆中学校の段階で数学を苦手にしているなら、
これから挽回して得意に仕上げられる可能性は
かなり低い！ってことです。
◆成功率の極めて低いことにチャレンジするより、
英語を超得意にするほうが作戦上は正しいのでは？
というのが私の持論です。
◆ですから数学が不得意という人は無理をしないことです。
計算問題・基礎問題だけを完璧にしておいて、文章問題と
応用問題は捨てればいいですよ。
欲張らずに潔く捨てる！
そうやって浮かせた時間を英語に費やすほうがいいです。
◆英語を超得意にしたあとで時間的に余裕があるなら、
そのときに数学の応用問題を頑張ればいいんじゃないの？
このように私は思っています。
◆いったん数学が苦手になると得意にするのは難しいですからね。
◆得意にするのが困難な数学には必要以上の時間をかけない！
この戦略が正しいと私は思います。
（注）英語・国語・社会・理科が得意。
苦手なのは数学だけ・・・、
そのような人は数学を頑張ってくださいね。
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「中学生の本当に正しい勉強法」児保章亮（著）エール出版社より
