●たんぱく質が不足したらどうなるのか?
たんぱく質が不足すると抵抗力が低下します。
記憶力や思考力の低下・減退にもつながります。
僕は「タンパク質の過剰摂取」の経験はないけど、「タンパク質の不足」は、ここ10年間ほど続けてきた。
以前、暴飲暴食でブクブクと肥大化(筋肉ではなく、脂肪の肥大化)を経験したことがあり、デブを解消するためにダイエットを始めた。それがきっかけで「タンパク質不足」の食生活が始まったのである。
タンパク質が不足すると、抵抗力が弱まるらしい。しかし、僕はここ10年、風邪はひいていない。ただ、皮膚が、しょっちゅう荒れるようになった。これは今思えば「タンパク質の不足」からきていたように感じる。
また、「思考力・記憶力の減退」は確かにあった。
思考力が落ちたというより、長時間考えることが苦手になった。考えるスタミナが急激に落ちたのだ。
記憶力については、前に尋ねたことを同じ相手に再び質問するという愚行をちょくちょくやってしまうことがあった。そのたびに「何をやっているんだ、俺は・・・。最近忙しすぎたせいかな」と多忙を原因にしていた。
実際には、暴飲暴食時代のほうが忙しく、そのころのほうが記憶力は冴えていたのだが・・・・・・。
以上は、1日30gのタンパク質という「極めて低タンパクの食生活」が影響していたと思われる。というか、今では「タンパク質の不足」が悪影響を及ぼしていたことを確信している。
また、他にも気になっていた点がある。
それは、肉体面のスタミナ不足だ。
「極めて低タンパクな食生活」を始めて以来、胃腸が軽くなり、快適な日々を過ごせるようになった。
さらに嬉しいことに、1日4時間前後の睡眠時間で足りるようになったのだ。
おそらく少食によって、胃腸の負担が軽くなったためだろう。
必然的に活動時間が増えることになるが、起きている時間の割に、バリバリと動ける時間は短くなってしまった。「極めて低タンパクな食生活」を始める前は、大食だった。睡眠は8~10時間も摂っていた。しかし、大食時代は確かに睡眠時間が長かったが、起きている間はアクティブに動けていたのだ。
その反面、「極めて低タンパクな食生活」を実践してからというもの、アクティブに動けるのは、せいぜい4時間くらいになってしまった。
活動4時間と睡眠4時間で8時間。残る16時間をダラダラと過ごす自堕落な日々を過ごすようになった。
残り16時間の「ダラダラ時間」は、仕事をやっても非常に効率が悪かった。本来なら30分程度で済むような仕事なのに、休憩を入れたり、無意味な資料の整理をしたりしながら、時間を引っ張って結局90分もかけている、こんなことは日常茶飯事だった。
サボりたくてサボっているわけではない。本心ではバリバリと仕事に打ち込みたかった。しかし、積極的な活動を4時間もやるとスタミナが切れてしまうのだからどうしようもなかったのだ。
仕事を終えても睡眠時間が短いので、時間は十分にある。しかし、スタミナが切れているので、あまり動く気がしない。そんなわけで、映画を毎週10本も観て時間を潰した。映画を観た本数は急激に増えたが、あまり映画やテレビのような「受動的な活動」に週20時間も割くのは有益な行為とはいえない。この考えは当時も今も変わらない。頭では分かっていたのだが、スタミナが切れていて気力も湧いてこないので、仕方がなかったのだ。
以上のような精神面と体調面の変化は、全て「低タンパクな食生活」を始めてから起こったことだ。
そして今は「高タンパク生活」であるが、明らかに前とは違う時間の使い方ができている。。
「たんぱく質の不足」は数多くのマイナスを招く。
悪循環生活になってしまう。、これは僕の経験からも断言できる。
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