●1日に必要なタンパク質の量はどのくらい?
三大栄養素の1つ、たんぱく質。
たんぱく質は体重の約2割を占めています。
たんぱく質は血液や筋肉をつくる主要成分です。
たんぱく質は毎日生まれ変わります。
だから、毎日摂取する必要があるわけです。
たんぱく質の成分には体内で作れないもの、必須アミノ酸が含まれます。
だからこそ、毎日の食べ物からタンパク質を摂っていく必要があるわけです。
1日のたんぱく質の摂取量は体重1kgあたり1gが目安です。
特に激しい運動をしていなくても、身体の細胞は毎日生まれ変わり、傷ついた細胞の修復をしています。そのためには最低でも体重1kgあたり1gのタンパク質が必要になるのです。
当然、筋トレをする場合は、筋トレによって細胞が傷つけられるため、より多くのタンパク質が必要になります。筋トレによって筋肉肥大を目指す人は、体重1kg当たり2gのタンパク質が必要とされています。
しかし、タンパク質が全て筋肉に回るわけではありません。摂取過剰により、吸収されなかったタンパク質は脂肪になります。必要以上のタンパク質を摂っても、それは有害成分になるだけなので、健康のための筋肉肥大を望む人でも、体重1kgあたりタンパク質は2gで十分なのです。
さらに、タンパク質は、病気への抵抗力をつけてくれる健康には欠かせない栄養素です。健康維持のためにも、タンパク質をしっかり確保しましょう!!
●たんぱく質を過剰摂取したらどうなるのか?
たんぱく質を摂りすぎると、かえって身体は弱まります。
肥満や痛風などのリスクが高まってしまうのです。
プロテインを用いると、簡単にタンパク質を体内に取り込めます。
しかし、摂りすぎには注意して、タンパク質の摂取量を日々の食生活の中で意識しておくことが必要です。