バシャールBASHAR3 P.83~ すべての状況は中立。意味を与えているのは自分。
P.83~
『すべての状況、すべてのものは基本的に「中立」です。どんな状況も、
その中に決まった意味は持っていません。どんな状況も、自然に最初から
否定的だとか肯定的だとか決まってはいないのです。皆さんの人生に入って
くる全てのものの中に最初から否定的だとか、肯定的だとかいう意味を
持っているものはありません。全ての状況は中立でやってきます。そして
あなたがそれに自動的に意味を与えてしまいます』
◆「すべての状況は中立」
クルマのタイヤがパンクした。
自分の車であれば面倒なんですが(^^;)、
他人のクルマだと「珍しくないことだよね」って思えます。
状況に意味があるなら、他人の車にも
自分のと同じ気持ちを抱くはずですからね。
すべての状況は「中立」。
確かにその通りだと思います。
◆「あなたが状況に自動的に意味を与えています」
「状況に自動的に意味を与えている」、
ここも重要な鍵でしょうねー。
何かが起きたとき、反射的に与える意味。
これが凄く大事なんだろうと思います!
◆良い出来事に「肯定的な意味」を与えるのは誰でもできますね。
「こんなにうまくいくわけない。次は悪いことが起きる」
そう思ってしまう人がいるかもしれませんが・・・、
潜在意識がネガティブで満たされすぎですね(^^;)。
◆なんといっても難しいのは、
世間一般的に「悪い」と思えること、
そこに「肯定的な意味」を与えることでしょう。
ポジティブシンキングの本を読んでいる人であれば、
いったん落ち込んで、それから「プラスの意味」を
与えることはできるんです。
疲れますけどね(^^;)、左脳を使えばできます。
◆それでも「否定的な意味」を与えたまま放置するより、
はるかにいいんですが、一度「マイナスの刻印」を
反射的に植え付けていますからね。
想念を逆転させるのが大変です(苦笑)。
◆ベストな対応は、
大半の人が「悪い」と思ってしまう状況に対して、
即座に「状況は中立」であることを認識する。
それから瞬時に「肯定的な意味」を与える。
これが一番では?と個人的には思っています(^^)。
◆「悪い(と思える)状況」→ 「肯定的な意味を与える」
ダイレクトに「肯定的な意味」を与えようとしたんですけどね。
何度も試しましたが、うまくいきませんでした。
「熊が襲ってきた」→ 「肯定的な意味を与える」
これは無理ですよね(笑)。
人間には生存本能がありますからね~。
全ての状況に対して、瞬間的にポジティブな意味を与えるのは
本能を取り外さない限り、不可能じゃないかと今は思っています。
◆ただ、次のような反応なら訓練で可能になりますよ~。
(1) 悪い(と思える)状況が発生
(2) 全ての状況は中立であると自覚する
(3) 肯定的な意味を与える
特に上記の(2)中立を自覚する、ここがポイントです。
バシャールの話がヒントになって「状況」に直面してすぐに、
「全ての状況は中立なんだ」と認識するように訓練しました。
それを続けたところ、「否定的な意味」を与えることなく、
「肯定的な意味」を与えることができるようになったんです(^^)。
◆もちろん、最初からスムーズにできたわけではありませんよ(^^;)。
最も難しいのが、「悪い(と思える)状況」が発生した、
その瞬間に「状況は中立だ。中立なんだ」と言い聞かせることです。
道を歩いていると頭に何か当たりました。
手で触れると・・・、なんと鳥の糞!!
量もボリュームがあり(多分カラスの糞)、
手はベタベタするし、髪の毛はパリパリになってきたような・・・、
本当に気持ち悪かったですよ~(実話です ^^;)。
◆こんな状況になったら、普通は反射的に思います。
「あ~あ、イヤだなあ」とか、
「ツイてないよ」「また家に帰って洗わなきゃ。面倒だなあ」など、
これが普通の反応ですね。
私もそのときは「イヤ~な気分」になりましたからね。
「否定的な意味」を与えていました。
◆もし明日、「カラスの糞」を落とされたら・・・。
今であれば即座にこう唱えるでしょう。
(「否定的な意味」が湧き上がってくるのを抑えながら)
「状況は中立。全ての状況は中立、中立・・・」
そして次の瞬間、 「肯定的な意味」を与えます。
「カラスに糞を落とされるなんて滅多にないぞ」
「話のネタができたな。ラッキーラッキー」
そのときの思いつきに任せますが、
こんな感じで「プラスの意味」を与えてしまいます(^^)。
◆よくよく考えてみると「カラスの糞」も役に立ちましたね~。
今こうやって話題にしているんですから(笑)。
どんな出来事でも、どこかで役に立つ可能性がありますからね。
せっかくなら「肯定的な意味」を与えるほうが人生を楽しめそうです。
たとえ「牛の糞」を投げつけられても・・・・(^^)。
◆状況に「否定的な意味」を与えることによって、
別の行動に悪影響を及ぼすことがありますからね~。
「中立を認識」 → 「肯定的な意味づけ」、
このように「否定的な意味」を与えないような
訓練をしておくほうが絶対いいと思います(^^)。
◆机の角に足をぶつけた。
水たまりにペンを落とした。
些細ですが「悪い(と思える)状況」が起きたとき、
「状況は中立だ。中立だ。中立だ・・・」と唱えてみてください。
その直後、思いつきで構いません。
「肯定的な意味」を与えましょう。
こうした訓練をしておくと、「客足が途絶えた」といったような
手痛いと思える状況になっても平常心を保てるようになります。
◆ポイントは「悪い(と思える)状況」に対して、
「即座に」、状況は中立だ、中立だ、中立だ・・・と唱えることです。
そして「次の瞬間」、「肯定的な意味」を与えましょう。
日常の小さな出来事で訓練を繰り返すと次第にできるようになります。
おもしろそうと思った人はやってみてくださいね~!!
◆今さらながら、バシャールの話は本当に役立ちますね。
もちろん、上のステップも「ワクワク実践」をやっておくほうが習得しやすいと思います。
ワクワク実践をやりながら、遊び感覚で「状況は中立」を意識してみてくださ~い(^^)。
きっと今までに体験したことのない「心の動き」を実感できると思いますっ!!